2017年上半期に読んだ本のうちおすすめの11冊を紹介する

By: fouseyboy
2017年はいろいろと忙しく、時間を取ってゆっくりと本を読みながら思考することがほとんど出来ていない。
そんな中でもスキマ時間を使って数十冊は読んでいるので、上半期に読んだ本の中でおすすめのものを紹介しようと思う。
2017年上半期おすすめ本11選
真理の探求-仏教と宇宙物理学の対話
宗教とサイエンスという異なるバックグラウンドを持つ研究者が対談形式で話を進めていく。
人間の内部には、生まれながらにして自分のまわりの世界を歪めた姿で見せる機構が備わっていて、そのために私たちは物事を正しく見ることができない。
こんな感じでとにかく深い言葉が多く、一冊読む中で多くの思考を巡らすことができる。
人間には生きる意味など本来なく、自分で思考し動機づけしていかねばならない。
しかも現代のような変化の多いフェーズでは将来を予測することなど無意味。何をしたいか、どうなりたいかという意志を持って推進することこそが重要だと確信した。
LIFE-人間が知らない生き方
動物に関する雑学がマンガでまとめられており、単純にトリビアとして面白い。
動物と人間の違いに着目し、生体的な違いをいろいろ調べて納得してみるのも知的好奇心をくすぐられる。
ペットを飼っている人には特におすすめ。
インベスターZ
kindleで15巻までセール(一冊1〜10円ぐらいで買えた)だったのでまとめて購入。
投資については素人だが、話が面白いので暇つぶしになるし、投資の大枠について理解できた。
投資に興味があるけど始めるのに少し抵抗のある人には非常におすすめ。
変わり続ける-人生のリポジショニング戦略
SONYの元社長は決して順風満帆なキャリアではなかった。
人と違う経験を積み、人より思考したからこそ、大企業でトップまで上り詰めることが出来た。
大企業でぬくぬくしている人や、思考停止状態で目の前の業務に追われ時間だけを消費している人にこそおすすめ。
現代アート、超入門!
現代アートこそ時間を使ってゆっくり鑑賞したい。
現代アートの鑑賞の仕方にはセオリーなどなく、クリエイティビティを持って自由に鑑賞すればいい。そんなことを学べる本。
現代アート鑑賞のための時間を作りたくなってきた。
ライ麦畑でつかまえて
年明けとともに読んだ本。
クソみたいな人間性のひねくれた主人公に親近感がわき、非常に面白かった。現実世界ではそういう人こそ情に厚かったりするのも事実。
爽やかなラストも良い。
医の未来
現代の医療の課題や解決すべきことが把握できる本。
医療界全体がいかに柔軟な対応ができるか、また医療界以外とコミュニケーションを取って協力を得ながら課題解決できるかが重要。
単純に医療に興味があったのと、ビッグデータや人工知能の発展により今後大きく変わる分野の一つなので基本的な教養のために読んだ。
新しい働き方と暮らし方
二十代の若手起業家の趣味嗜好やライフスタイルがまとめられている。
今アツい人たちは何に興味があるのか、自分の興味の幅を広げるために読んだ。
同世代の自分への刺激にもなって面白い。
TRANSIT35号 夢みる南インドとスリランカ
TRANSITで大好きな南インドが紹介されていたので即購入。
やはりTRANSITは写真が美しい。デジタル化がいくら進んでもこういう良い写真集は買い続けるだろう。
休日に時間を取ってコーヒーを飲みながら眺めるのが至福。
WIRED Before and After Science
サイエンス特集で面白そうだったので購入した。
コラムとか多めで考え方の幅が広がったので良い。
BRUTUS 日本一の「お取り寄せ」グランプリ。
BRUTUSがまた興味深い特集をしてくれた。
お取り寄せこそロマン。そんな気分だ。
まとめ
時間が無い中でも気軽に読める雑誌を結構購入していることがわかった。
2017年下半期はもっと本を読む時間を作りたいと思う。