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【まとめ】異論は認めない、初心者がまず聞くべき90年代洋楽ヒップホップ・R&Bのおすすめ名盤

2016/09/03

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特に音楽フリークというわけでもないが、学生時代からヒップホップやR&Bといった音楽が好きでよく聞いてきた。

当時は中古のレコードやCDを買いあさり、ターンテーブルやミキサーなども揃えた。

僕が青春時代に特にハマったのは、80年代後半から2000年前半辺りの時代の音楽。

怖そうなマッチョな人たちがやってる野蛮な音楽だと思っている人もいるかもしれないが、実はヒップホップは最高に自由で表現の幅が広く、奥が深い。聞けば聞くほどその魅力に取りつかれていく素晴らしい音楽だ。

最近のヒップホップとは流行りもスタイルも全然違うが、もう少し踏み込んで聞きたいと思っているヒップホップ初心者におすすめできるアルバムをまとめたので紹介しようと思う。

 

初心者が聞くべきヒップホップ・R&Bの名盤

Illmatic / Nas

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誰もが認めるクラシック。
世界最強のリリシスト、Nasのリリックも然ることながら、豪華なプロデューサー陣がサウンド面を固め、もはや隙がない超硬派なアルバム。
それぞれの曲のクオリティーだけでなく、曲順やジャケット、さらにはアルバム全体を通しての時間までもが完璧に思えてくる作品だ。
キャッチーな要素が一切ないため、ラップ初心者が初めて聞くとあまりピンとこないかもしれない。しかしヒップホップの有名所を一通り聞き、ヒップホップの耳になった後で改めて聞くとこのアルバムの凄さがわかると思う。
とにかく中毒性の高い音楽ばかりで何回聞いたかわからない。
おすすめ曲:N.Y. State Of Mind, Life’s A Bitch, Memory Lane(Sittin’ In Da Park)

Reasonable Doubt / JAY-Z

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NasとともにNYを代表するラッパー、JAY-Z。
ビヨンセと結婚し、ビジネスマンとしても大成功を収め、市場最も成功したラッパーとの呼び声も高い。セルアウトと呼ぶ人もいるが、それだけの成功を収めている証拠だろう。
彼も良アルバムが多いが、一番オススメしたいのはこのファーストアルバムだ。
シンプルなビートが多く、JAY-Zのスキルフルなライムがとても際立つ。彼はラップ旨すぎていつも鳥肌が立ってしまう。
客演も往年の名ラッパーやシンガーが続々出てくるのでテンションが上がる。
是非アルバムを通して聞いてほしい。

おすすめ曲:Brooklyn’s Finest, Dead President Part 2, Ain’t No Nigga

The Chronic / Dr. Dre

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西海岸のボスといえばドクタードレー以外にありえないだろう。
彼は本業はプロデューサーだが、ラップのスキルも最高峰だ。個人的に声質がとても好き。
いわゆるG-Funkの原点にして完成形とも言えるこのアルバムは、聞いていて素直に体が揺れてくる。
アルバム全体にわたって客演をこなしているスヌープドッグとの相性も抜群で、ずっと聞いていたくなるアルバムだ。
ハイライトはやはり名クラシックのNuthin’ But A G Thangだろう。ちなみに僕はこの曲を聞きすぎて、自分でラップができるほどになってしまったほどだ。

おすすめ曲:Fuck Wit Dre Day (And Everybody’s Celebratin’), Let Me Ride, Nuthin’ But A G Thang

2001 / Dr.Dre

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The Chronic以上の評価を得たドレーのもう一つのアルバムがこの2001だ。
前作とは打って変わって低音の迫力が全面に押し出されたアルバム。
今までのヒップホップが幼稚に思えてしまうほど、深みのある音が軒を連ねている。
個人的ハイライトはStill D.R.E.だ。イントロのピアノの音で、震えが止まらなくなるほどの恐怖にも似た気分の高まりが押し寄せてくる音楽は一聴の価値あり。
Dreを始めとした西海岸は時代とともに音楽のスタイルを変え、最近また盛り上がりを見せているので注目だ。

おすすめ曲:Still D.R.E., The Next Episode

Doggystyle / Snoop Doggy Dogg

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スヌープのデビュー・アルバム。
ドレ―プロデュースだけあって、全面的にThe ChronicのようなG-Funk調のアルバムだ。
スヌープの唯一無二の声が粘りっこいビートにマッチしていて心地が良い。
ラップしてる内容はコンプラ連発なので初心者は取っつきにくいが、これぞギャングスタラップなドープな作品だ。

おすすめ曲:Gin & Juice, Who Am I (What’s My Name)?, Ain’t No Fun (If The Homies Cant Have None)

AmeriKKKa’s Most Wanted / Ice Cube

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N.W.A脱退後のアイスキューブのソロデビュー作。
キレの良いビートにアイスキューブの歯切れの良いラップが乗っかり、自然とノリノリになってしまう作品だ。
アイスキューブはラップが上手いだけでなく、リリシストでもあるので歌詞の内容も深いものが多い。
最近は音楽面での露出は少なめだが、僕の好きなラッパーの一人だ。

おすすめ曲:The Nigga Ya Love to Hate, AmeriKKKa’s Most Wanted

Death Certificate / Ice Cube

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アイスキューブはこの作品もおすすめしたい。
やはりキレッキレのラップは健在で、聞いていて気持ちが良い。ここまでかっこいいラップができるラッパーはなかなかいない。
当時のL.A.は大規模な暴動が起きるほど、人種差別が慢性化していた。そんな社会・政治へのディスがふんだんに盛り込まれた硬派な作品だ。
また、Easy-Eへの悪口を吐き出しまくるNo Vaselineは僕の中で最もカッコいいDis曲の一つだ。

おすすめ曲:The Wrong Nigga to Fuck Wit, Us, No Vaseline

3 Feet High And Rising / De La Soul

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ヒップホップは強面なイメージがあるが、デ・ラ・ソウルは対照的にゆるさ全開のスタイルを確立したグループ。ヒップホップは好きだけど文化系な僕のような人間に希望を与えてくれた人たちだ。
このアルバムにはメロディアスな曲もある上、スクラッチもかっこ良く、全体を通してハッピーな気持ちで聞くことができる。
特にEye Knowは最高にクールで切ない気持ちになる一曲で何回聞いたかわからない。間違いなくオススメだ。

おすすめ曲:The Magic Number, Eye Know, Me Myself And I

Hard To Earn / Gang Starr

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GuruとDJ Premierの最強コンビのアルバム。
グールーは個人的にはラッパーとしてそこまで魅力を感じないのだが、プリモのビートにはなぜかやっぱりグールーが一番だという気持ちになってしまう。
なにせプリモのビートが心地いいのでまずは全曲聞いてみてほしい。
Mass Appealの鬼気迫るサウンドに乗せるグールーの低音は特にやみつきになるだろう。

おすすめ曲:Code Of The Streets, Dwyck, Mass Appeal

The Infamous / Mobb Deep

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ProdigyとHavocのコンビ、モブ・ディープの2ndアルバム。
全体を通してダークな雰囲気なので好き嫌いが別れるかもしれないが、一曲一曲がどれもカッコいい。
特筆すべきはやはりみんなのアンセムShook Ones Part Ⅱだろう。これぞハードコアの王道ともいうべき伝説的一曲。
ハボックはプロデューサーだが、普通にラップもうまい。この作品ではメインMCのプロディジーを食っている感すら感じる。

おすすめ曲:Survival Of The Fittest, Shook Ones Pt. II

Hell On Earth / Mobb Deep

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モブ・ディープの三作目。
これはもうタイトルにもなっているHell On Earthを聞いてほしい。むしろ個人的にそれだけでも良いぐらい。
シンプルなビートに二人の超硬派なラップが迫り来る迫力たるや、一度体感してほしい。特に3rdバースのプロディジーの鬼気迫る感じがかっこ良すぎだ。
前作に比べてプロディジーのスキルが圧倒的に上がっているのを感じられる作品。

おすすめ曲:Drop A Gem On ‘Em, Hell On Earth (Front Lines)

The Miseducation of Lauryn Hill / Lauryn Hill

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女性ラッパーの中で一番好きなのがローリン・ヒル。ラップもできるシンガーと言ったほうが正しいのかもしれないが。
メロディアスな曲やポップな曲もあるので初心者でも聴きやすい。
今まで聞いたことのない人は、騙されたと思ってまずは聞いてみてほしい。話はそれからだ。

おすすめ曲:Ex-Factor, To Zion, Doo Wop (That Thing)

The Low End Theory / A Tribe Called Quest

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デ・ラ・ソウルと共に文化系ラッパーとしてニュースクールの最前線に立っていたのがATCQ。
何と言ってもリーダーのQ-Tipがカッコいい。顔もかっこいいが声やフロウもカッコいい。彼の作る曲もカッコいい。
ギャングスタラッパーたちが蔓延るシーンの中でもサラッとスタイリッシュな曲を作り、自分たちを大きく見せようとしない彼らのスタイルが大好きだ。
ATCQは全アルバムそれぞれに良さがあるが、中でもこのThe Low End Theoryにはクラシックと呼べる名曲がたくさん入っていて、アルバム全体としても最高の流れになっているのでダントツでおすすめだ。

おすすめ曲:Buggin’ Out, Check The Rhime, Scenario

Ready To Die / The Notorious B.I.G

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ビギーのデビュー・アルバム。
もはやNYのレジェンドとなっており、死んでしまったことが残念でならない。彼のフロウは今聞いてもセンスの塊で、韻の踏み方もかっこ良すぎる。かなり好きなラッパー。
トラックはポップなものが多く、初心者でも十分聴きやすい。そして本当にうまいラップを味わうことができる極上の逸品。

おすすめ曲:Juicy, Everyday Struggle, Big Poppa

Life After Death / The Notorious B.I.G

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ビギーはこちらもおすすめ。
死後にリリースされた作品だが、パフ・ダディが全面プロデュースしていて抜かりはない。
前作以上にキャッチーなネタ使いのトラックが多く、耳に残りやすい作品だと思うのでヒップホップをあまり聞いたことがない人でも楽しめる。
Miss Uなどは純粋にR&B音楽としてのクオリティーも高いと思う。

おすすめ曲:Mo Money Mo Problems, Miss U, Sky’s The Limit

Enter The Wu-tang (36 Chambers) / Wu-tang Clan

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ウータンの最高傑作。
リーダーのRZAの監視下の元、個性豊かなメンバーたちが自由に暴れまわっている感じをアルバム全体から感じることができる。
カンフー映画を髣髴とさせるような実験的なトラックは中毒性が高く、有名なパンチラインも盛り沢山なので自然と体が動いてしまう。
噛めば噛むほどなスルメ的クラシック作品。

おすすめ曲:Shame On A Nigga, Da Mystery Of Chessboxin’, Method Man

Regulate…G Funk Era / Warren G

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ドレ―、スヌープとともにG-Funkのシーンを引っ張ってきたウォーレンGの作品。
ドレーやスヌープよりもさらにレイドバックした、より聴きやすい仕上がりになっていて、カフェオレを飲んでチルしながら聞きたいアルバムだ。
初心者でも問題なく気持ちよく聞ける。何を隠そう、僕はこのアルバムからG-Funkを聴き始めたほどだ。

おすすめ曲:Regulate, This D.J.

Do You Want More?!!!??! / The Roots

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ジャジーなオーガニックヒップホップといえば、ザ・ルーツ。

このアルバムは特に生音の良さを味わうことができるのでおすすめだ。

アルバム全体に漂うスムースな雰囲気と、ラップ、楽器、ヒューマンビートボックスが織りなすハーモニーは唯一無二。

個人的にはラーゼルのヒューマンビートボックスが眉唾ものなので絶対に聴こう。

おすすめ曲:Mellow My Man, Essaywhuman?!!!??!

Greatest Hits / 2Pac

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ビギーとともにヒップホップ東西抗争の犠牲者となった2パックは個人的にベストアルバムがおすすめ。
代表曲を一気に聞くことができるので、このアルバムを聞けば大体網羅できる仕上がりになっている。
西海岸ヒップホップの一時代を築いた人なので、彼のギャングスタなスタイルがあまり好きではない人もとりあえず聴いてみては。

おすすめ曲:Me Against The World, Changes, To Live And Die In L.A

Mecca & The Soul Brother / Pete Rock & C.L. Smooth

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最高のプロデューサー、ピート・ロックのユニットの作品。
彼の作りこまれたビートの上でC.L.スムースが自由自在にラップする、最高にジャジーな作品だ。
ハイライトはThey Reminisce Over You (T.R.O.Y.)で決まりだろう。僕もかなり好きなドープな一曲なので聴いたことのない人には是非聴いてほしい。

おすすめ曲:Straighten It Out, They Reminisce Over You (T.R.O.Y.)

Don’t Sweat The Technique / Eric B & Rakim

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至上最高のラッパー、ラキムのユニットの作品。
とにかくラキムの歯切れの良いラップがかっこ良すぎる。声質がもうカッコいいのでもはや全盛期のこの人を超えられる人はいないのではと思うほど。
Know The LedgeからのDon’t Sweat The Techniqueの流れは行き着く暇もないほどのスピード感で、アルバムを聴き終わってからも興奮が冷めることはない。

おすすめ曲:What’s On Your Mind, Know The Ledge, Don’t Sweat The Technique

Baduizm / Erykah Badu

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90年台のR&Bは本当に最高。まずはエリカ・バドゥ。
派手さはない作品だが、それが良い。
Apple Treeの滑らかさたるや、あまりのスムース感に鳥肌が立つほど。繰り返しループするフレーズにやみつきになること必死。

おすすめ曲:On & On, Apple Tree

Keep The Faith / Faith Evans

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バッドボーイレーベルの全盛期を象徴するシンガー、フェイス・エヴァンスのアルバム。
ノリの良い曲からバラードまで、全編にわたってバラエティー豊かなので飽きることなく聞くことができる。
どちらかと言うとポップス寄りなので、老若男女問わず聞けるアルバムだと思う。ま、よくも悪くもパフ・ダディプロデュースって感じ。

おすすめ曲:Love Like This, All Night Long

Miss Thang / Monica

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これはもうBefore You Walk Out Of My Lifeに尽きる。
この曲は個人的に歴代R&Bの中でも5本の指に入る名曲だと思っている。
アルバムとしてのおすすめとか完全に無視したチョイスとなってしまったが、とりあえず聴いてみてほしい。

おすすめ曲:Don’t Take It Personal (Just One Of Dem Days), Before You Walk Out Of My Life

Release Some Tension / SWV

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90年代R&Bの魅力的な女性グループは結構あるが、中でもSWVのこのアルバムは頭一つ抜けていると思う。
一曲一曲の聞きやすさ、メロディーの素晴らしさは勿論、全体としての流れも統一感があり、聞いていて全く長さを感じることがない。
とにかく捨て曲のない、素晴らしいアルバム。一家に一枚。

おすすめ曲:Someone, Lose My Cool, Rain

Total / Total

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バッドボーイレーベルから出たトータル。
このアルバムも中毒性の高い曲が多い上、ビギーやダ・ブラットが客演をやったりと地味に豪華。
No One Elseは勿論おすすめだが、個人的にはKissin’ Youが心地よすぎていつまでも聞いていられる一曲。是非お試しあれ。

おすすめ曲:No One Else, Kissin’ You, Can’t You See

Crazysexycool / TLC

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TLCも実力派の女性グループ。
2ndアルバムのCrazysexycoolはキャッチーな良曲が全面に散りばめられており、聴きやすい。
そしてメロディーも然ることながら、今は亡きLeft Eyeのラップがハマる。
3rdアルバムのFanmailも、良曲が多く、No ScrubはTLC最高の一曲だと思っているが、アルバムとしての完成度はこちらの2ndのほうが上。

おすすめ曲:Creep, Diggin’ On You, Waterfalls

Pronounced Jah-Nay / Zhane

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ジャネイの1st。
歌唱力高い二人のコーラスは聞く度に惚れ惚れするので、最高にリラックスすることができる。
Sending My Loveが個人的に中毒性高めでいつまでも聞いていられる。学生のとき、研究終わったあとの深夜の帰り道に何回も聴いて泣きそうになった。
2ndも良曲多し。すごいおすすめ。

おすすめ曲:Hey Mr. D.J., Sending My Love, Sweet Taste Of Love

 

まとめ

メジャーどころが多くなってしまったが、どれもおすすめできるアルバムばかりなので、是非聴いてみてほしい。

ヒップホップがやっぱり苦手という人は後半に紹介したR&Bから入るのもいいだろう。

これをきっかけにもっとヒップホップやR&Bの魅力にハマり、いろんなアルバムに手を出して欲しいと思う。

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