Weird

お役立ち情報を紹介するブログ

まるごとアートな瀬戸内海に浮かぶ島、直島の見どころをまとめてみた

2016/04/07

P4050021

日帰りで瀬戸内海に浮かぶ島、直島に行ってきました。直島は岡山の目と鼻の先ですが香川県に属しています。岡山と香川の間には魅力的な島が何個かあって、中でも直島は現代アートの島と呼ばれているほど、魅力的な観光スポットが多いです。ちなみに瀬戸内国際芸術祭2016の期間中ということもあって、平日でもそこそこ観光客がいましたよ。こんなに都心から離れた島なのに、外国人がたくさんいたのも意外でした。日本の観光産業はいつの間にか相当大きくなってきているのですね。

今回、一日かけて直島をツーリングしてきたので写真と共に観光スポットの紹介をします。

 

岡山県宇野港からフェリーでアクセス

P4050039

本州から直島にアクセスする場合、岡山県の宇野港からフェリーに乗って行くのが一般的で簡単です。岡山県の中心部からも宇野港行きのバスが出ているので便利です。

一時間に一本ぐらいの頻度で船が出ていて、観光客以外に直島で働く人たちも利用しています。もちろん車やバイクも載せることができます。

時間確認は四国汽船のサイトから。

P4050027

乗船料金も安いですし、宇野港のフェリー乗り場周りにはカフェも何軒かあるので暇をもてあますことも無いと思います。

直島の観光サイトは下のリンクからどうぞ。

素顔の直島

 

直島の観光エリア紹介

DSC_0394

直島はバイクはもちろん、自転車でも回れてしまうほどの小さな島。観光客には島中で借りられるレンタサイクルが人気です。島の東側が観光エリアになっています。ちなみに西側は三菱マテリアルの工場があるため、立ち入れない地区もあります。

観光エリアは主に3つに分けられています。

・アート施設や屋外作品が数多く展示されている「美術館エリア」

・家プロジェクトが開催されており、街歩きの捗る「本村エリア」

・フェリー乗り場が近く、個性的なお店の並ぶ「宮ノ浦エリア」

です。

エリア別に主な見どころを紹介します。

 

美術館エリア

P4050318

美術館エリアは海が近く、海岸沿いを歩くことができます。暑い夏は海水浴なんかも楽しめると思います。

草間彌生の「南瓜」

P4050329

海沿いを歩いていると毒々しい黃色のオブジェが目に飛び込んできます。これがドット柄で有名な草間彌生の作品「南瓜(かぼちゃ)」です。

P4050355

観光客に大人気の撮影スポットになっています。草間彌生の作品は直島にもう一つあるのですが、それはまた後で紹介。

P4050366

見れば見るほど気持ち悪いデザインですね。気持ち悪いのに魅力を感じてしまうというか、家にミニチュアサイズが一個ほしいぐらいの気持ちになってしまうのが不思議です。青空との組み合わせも絶妙で、明るい気持ちになります。

広場の作品群とベネッセハウス

P4050391

南瓜から西側に進むと、芝生の広場に出ます。豊かな緑の中に映える個性豊かな作品群が現れます。これは猫とか虎みたいに見えるけど、何なんだろうなあ〜。

P4050392

蛇!バルセロナのグエル公園にありそうですね。

P4050394

象!背中から木が生えているので座れません。にしても完全にダークサイドに落ちちゃった感じの象ですね。悪いんだろうなあ〜。

P4050398

猫。このシュールな顔がたまりませんね。シャガールみたいなそんな感じの雰囲気を醸し出しています。

P4050399

これはラクダ。フタコブラクダのほうですね。やる気のない目つきが好き。

P4050439

作品群の目と鼻の先にはテラスなどがあります。ショップも併設していて、ショップ前にいるこんなオシャレなおじさんと記念撮影をすることができます。外国人の美男美女と並ぶとそんなに違和感ないですね。

P4050460

近くの急な峠道からはそこそこいい眺め。

P4050458

適当な道をふらっとしただけでも何かしらの作品に出会うことができるのが魅力です。

ベネッセミュージアム

P4050435

ベネッセハウスのテラスから緩やかな坂道を10分ぐらい歩くと、ベネッセハウスミュージアムがあります。宿泊施設と美術館が一体となっていて、「自然・建築・アートの共生」をコンセプトにしているみたいですが、1000円強と高かったので今回は入りませんでした。ちなみに美術館内は撮影禁止です。

直島のアートについては以下のサイトがオススメ。

ベネッセアートサイト直島

P4050414

ベネッセハウスミュージアムの南部には無料の展示場があって、これだけでも十分おもしろいです。

これ、常にユラユラ動いていて、風などによっても角度とかが変わります。コンクリートと緑とのマッチングが最高。

P4050418

坂を下って海辺に出ると、こんなオブジェもあります。

P4050429

階段ですらオシャレに見える。否、ちゃんと計算してオシャレに作っているのでしょう。

地中美術館

P4050633

美術館は入場料が高いから何軒も行けないのですが、地中美術館は特に興味を持っていてずっと行きたいと思っていたので今回行ってきました。入場料は2000円と、他の美術館に比べても倍ぐらいするにも関わらずかなりの人気で、僕が行った時は2時間半待ちでした。平日でこれだけ待つんだから、休日はもっと凄いんでしょうね。なるべく朝の早めの時間帯に行くことをオススメします。

chichu_top-thumb-1440x960-384

ネットから拾ってきた写真ですが、地中美術館はこんな感じで、地面の中に造られています。だから「地中」美術館なんです。瀬戸内の美しい景観を損ねないようにとのことですが、ベネッセハウスミュージアムは普通に地上にあるんだから別にいいんじゃないかとも思ってしまいます。でも上空からのこの写真はステキですね。

artist_monet

地中美術館の展示作品はごく僅かですが、その分クオリティと満足度共に高いです。まさに少数精鋭。

まず一つ目がクロード・モネの「睡蓮」シリーズ5点。絵画も素晴らしいですが、自然光のみで鑑賞するという演出が最高です。空間自体も静寂さと気品を感じさせる造りになっていて、鑑賞だけに集中できます。

artist_demaria

二つ目がウォルター・デ・マリアの「タイム/タイムレス/ノー・タイム」。これも天井からの自然光のみで鑑賞。光で魅せるという現代アート的なスタイルは写真とも通ずる物があって凄く好きです。この作品は不思議な空間に迷い込んでしまったかのような感じで虚無感すら感じる作品でした。一見の価値ありです。

artist_turrell三つめはジェームズ・タレルの「オープン・フィールド」。幻想的なネオンと空間の傾斜などを利用して、自分がどこにいるのかさえもわからなくなってしまう作品で、実際に体感できます。

タレルの作品はこの他にも二つあって、金沢の21世紀美術館でも見ることができるものもあります。

architecture

四つ目はこの建物自体。安藤忠雄の手掛けた建築です。コンクリートと鉄、ガラス、木を使い、建物そのものが現代アートかのような造りになっています。安藤忠雄建築は地中美術館以外にも直島に何個かあります。

李禹煥美術館

李禹煥美術館は残念ながら見ておりません。行った方がいたら是非レポートして下さい。

 

本村エリア

P4050147

島は基本的にのどかな田舎の風景で、サイクリングには最適です。小さい島なのでツーリングやドライブには少し物足りないかも。各エリアへのアクセスも簡単。本村エリアは個性豊かなカフェや古民家がまとまっていて、面白いエリアです。

家プロジェクト

P4050265

本村エリアの見どころは家プロジェクト!古い家屋を改修して、家そのものを作品にしちゃうというスケールの大きなアートです。全部で六ヶ所あるので面白かったものを紹介します。

この写真の作品が「はいしゃ」。昔歯医者だったとか。

P4050191

近くで見るとこんな感じ。古びた感じとガラスの透明感が良い。

P4050228

別角度から。サイボーグみたいで今にも動き出しそうな迫力です。

ちなみに家プロジェクトの中でもはいしゃは異色。他の作品はもっと家らしさが残っているけど、この作品だけは少しぶっ飛んでいます。

P4050586

これは「護王神社」。神社なのにアートプロジェクトに参加しちゃうところが凄いです。

P4050604

階段の上にはガラス。カメラのレンズに使われる強化ガラスと同じ素材が使われているみたいです。

P4050288

「角屋」。中は見ていないけれど時間があれば見てみたかったです。ライトアップ的なことをやっているらしい。

P4050275

「南寺」。これも見れていない・・・。

P4050277

そういえば桜が満開で古民家との相性抜群でした。

家プロジェクトはこんな感じです。紹介した四つ以外にも「碁会所」と「石橋」と「きんざ」がありますが、これらも外から眺めただけです。

本村エリアの街並み

P4050152

本村エリアは街並みが素晴らしく、ただ散歩するには最高。疲れたら個性的なカフェで休むのもまた良し。

P4050156

狭い路地と古民家が建ち並ぶ街並み。

P4050283

写真で雰囲気を感じてもらえれば。

P4050285

晴れた日には島をミニバイクで走るのも気持ちよさそう。

P4050630

至る所にあるこんなアートを探しながら歩き回るのが楽しすぎます。

P4050627

草花を飾っている民家が多いです。島の住人全体の意識が高いんでしょうね。

P4050298

ネコ!本物の猫も結構見かけます。

P4050161

P4050290

P4050581

P4050123

P4050135

こんな感じで、魅力的なカフェが多いです。ただ歩いているだけで楽しいと思います。

あとは安藤忠雄の「ANDO MUSEUM」とかもあるのでファンは必見です。

 

宮ノ浦エリア

P4050577

最後は宮ノ浦エリア。実はこのエリアはフェリーが発着する場所なので、着いてすぐ観光するか、帰る前に観光することをオススメします。

写真は海の駅「なおしま」といって、カフェや土産物屋などが入っておりフェリー待ちの人々の憩いの場となっています。

P4050046

ターミナルの隣にあるモニュメントは女の人を表現しているみたいです。女性が着物をひらひらさせながら舞っているところみたいですが、どう見てもそうは見えないですよね。わかる人にしかわからないってやつですね。

P4050055

駐輪場ですらもハイセンス。直線だけのフォルムとコンクリート素材の無骨さがたまりません。

P4050469

港近くのアパート。こんな家に一人暮らししてみたい!家賃いくらぐらいなんだろう。

草間彌生「赤かぼちゃ」

P4050069

直島に到着するときにフェリーからも見えるのがこの赤いかぼちゃ。草間彌生のもう一つの作品ですが、相変わらずドットだらけですね。

P4050073

黄色いほうの「南瓜」よりも若干マイルドなデザインになっていると思います。よく見るとヘタの断面もドットだらけ。

P4050077

赤かぼちゃは内部にも入ることができ、子供たちのアトラクションになっていました。これもやっぱり光をテーマにしているのか、内部にも光が差し込むようになっています。ちなみに夜はライトアップされるとか。

P4050572

隣の芝生にはこんなかわいい椅子があるので是非お見逃しなく。

直島パヴィリオン

P4050097

赤かぼちゃから南に見えるのがこのステンレスでつくられた「直島パヴィリオン」。蜃気楼で海面に浮いている浮島をイメージしているらしいです。瀬戸内国際芸術祭2016のためにつくられたそうですよ。

P4050104

これも中に入って遊べます。青空だとコントラストが綺麗そうでいいですね。

P4050113

こんな風に座って物思いに耽るのも良し。楽しみ方は無限にある。

直島銭湯「I ♥ 湯」

P4050494

ヘンテコ感満載な銭湯、「I ♥ 湯(アイ・ラブ・ユー)」。実際に入浴もできる美術施設です。この混沌とした雰囲気がスバラシイ。何枚も撮影したくなります。

P4050496

外壁は独特のデザインでワクワク感が凄いです。

P4050504

このハードボイルドなポスターも違和感満載ですがI ♥ 湯だから許されるんだろうな。

P4050497

何より「I ♥ 湯」という時代遅れなダサいネーミングセンスが素晴らしい!命名当時は革新的なセンスだったんだろうなあ。

P4050503

路地は車が通れないぐらいの狭さ。

P4050507

懐かしのガチャポン。最近全然見なくなりましたね。

P4050510

正面から。グッズなども販売しているので記念にどうぞ。

宮ノ浦エリアを散歩

P4050475

宮ノ浦エリアは小さいので散歩するのに最適。「I ♥ 湯」もこの散歩中に出てきます。

P4050478

こんなグラフィティっぽいアートもあります。

P4050480

食も充実。観光地価格なのはしょうがない!

P4050516

カエルの置物をたくさん見かけました。魚を確保していたり、

P4050521

楽しそうにおしゃべりしていたり・・・。

P4050522

自転車にも乗ってる。

P4050524

何も考えずにただ歩くのが良いのです。

P4050528

これは「宮浦ギャラリー六区」といって、企画展やイベントをやっているんですが、あいにくお休みでした。

P4050531

P4050541

P4050542

エキゾチックな建物や味のあるお店、シュールなキャラまでいろんな文化が混在している面白い街なので飽きないと思いますよ。

 

直島観光の際のポイント

今回、僕は日帰りで行ってきましたが、できれば一泊して、ゆっくりと街を歩き回るのをオススメします。見どころが多いのでゆっくり見ていたらあっという間に一日が過ぎてしまいます。直島の街はゆったりと歩きながらアートを見つけ、途中カフェで休憩しながら予定を詰め込み過ぎないのが良いと思います。

車やバイクで行くのもいいですし、友達同士やカップルだったら自転車を借りて移動するのが良いと思います。結構坂がキツイので電動自転車をオススメします。

直島内の施設の鑑賞料金は基本的に高いので、全部見たい人以外はいくつか候補を絞って見るほうが良いと思います。

地中美術館は特に人気で、かなり混雑するので早めの時間帯に行くのがオススメ。乗り物がある人は先にチケットの整理券をもらっておいて、チケット購入までの時間を利用して他の場所を観光することもできます。

 

まとめ

直島は数年前から行きたかったのですが、なかなか行く機会がなく、今回重い腰を上げてようやく行くことができました。

一人で行っても友達と行っても楽しめると思います。島なので是非晴れた日を見計らって行くのが良いと思います。

またいつか、何日間かかけてじっくり観光したいと思います。その際には直島以外の島々にも訪れる予定です。

 - TRAVEL , , , ,